欧州:口頭審理
欧州特許庁長官は、2020年11月10日に「重大な事由」がある場合を除き、異議部における口頭審理は、ビデオ会議によって行う決定を発表しました。
当該決定は、2021年01月04日以降に行われた異議部における全ての口頭審理に適用されます。
出典: Osha Bergman Watanabe & Burton LLP
欧州特許庁長官は、2020年11月10日に「重大な事由」がある場合を除き、異議部における口頭審理は、ビデオ会議によって行う決定を発表しました。
当該決定は、2021年01月04日以降に行われた異議部における全ての口頭審理に適用されます。
出典: Osha Bergman Watanabe & Burton LLP
今般、トルコ特許庁は2021年改訂版の料金表を公表しました。詳細につきましては、リンクをご参照下さい。
≫https://www.turkpatent.gov.tr/TURKPATENT/allAnouncement/anouncementDetail?newsId=1353≪
出典: LIBRA PATENT
米国特許商標庁(USPTO)はOfficial Feeを改定し、2021年01月02日より実施します。この改定で、新規個別出願(マドプロを含む)、登録後の6年目使用宣言書提出、異議申立等にかかるOfficial Feeが値上りします。また、6年目使用宣言書提出後、受理される前までの間における指定商品・役務や区分の削除に対して新たにOfficial Feeを設けました。これは、米国特許商標庁が使用のない商標を登録簿から抹消して正確な商標登録情報の提供を目指していることに関連するようです。
[関連リンク]https://www.uspto.gov/trademark/laws-regulations/updated-trademark-ttab-fees-processes
出典: USPTO
トリニダード・トバゴ共和国は2020年10月12日付けでマドリッド・プロトコル加盟の加入書を寄託しました。マドリッド制度への107番目の加盟で加盟国数は123ヶ国となります。当該プロトコルは2021年01月12日に発効します。
出典: WIPO
2020年10月02日より、米国の特許及び意匠に係る公費が全面的に値上げされます。詳細につきましては、リンクをご参照下さい。https://www.uspto.gov/about-us/performance-and-planning/summary-fy-2020-final-patent-fee-rule
出典: 米国特許商標庁〔USPTO〕
メキシコにおいて知的財産法が改正され、改正法は2020年09月09日に施行されます。この改正により、商標の保護期間はこれまでの出願日からではなく登録日から10年となります。この規定は改正法施行日以降に出願された商標に適用されます。
出典: UHTHOFF
メキシコは、2020年06月06日に意匠の国際登録に関するハーグ協定に加盟しました。これにより、外国籍の出願人も一つの国際登録出願及び規定料金納付でメキシコを含む89カ国の加盟国での意匠の保護を求めることができるようになりました。
出典: UNGRIA
2020年07月01日以降に出願した国際出願(PCT出願)に基づくイタリア特許出願を行う場合は、同PCT出願に基づく欧州出願のルートを経由することなく、直接にイタリアへの国内段階移行を行うことが可能になりました。同移行手続期限は優先日から30ヶ月以内とし、イタリア語翻訳文の提出期限は移行日から2ヶ月以内となっています。
出典: BUGNION S.P.A.
ブラジルのマドリッド・プロトコル加盟に伴い、国内商標にも多区分出願、共同出願及び出願分割制度が2020年03月09日から施行されることになっていましたが、その施行はコンピュータ処理システムの問題で延期されました。新たな施行日については分かり次第お知らせします。
出典: Balder IP Law, S.L.
欧州特許庁の公費が全般値上げとなり2020年04月01日に発効されます。一例として、出願公費、維持年金、調査審査請求については約4%値上げとなります。
出典: EPO