台湾:台日間の特許出願審査関連情報の交換
2018年11月30日に台湾日本関係協会と日本台湾交流協会が「特許出願審査関連情報(ドシエ情報)の交換に係る覚書」に署名しました。
台湾特許庁では、同庁が有する審査関連情報を参照可能なシステム構築の完成を待って2021年01月より対外へのサービス提供を開始することを目指しています。
出典: 台湾特許庁
2018年11月30日に台湾日本関係協会と日本台湾交流協会が「特許出願審査関連情報(ドシエ情報)の交換に係る覚書」に署名しました。
台湾特許庁では、同庁が有する審査関連情報を参照可能なシステム構築の完成を待って2021年01月より対外へのサービス提供を開始することを目指しています。
出典: 台湾特許庁
2018年07月01日より意匠出願の実体審査開始時期について、書面申請をもって出願日(優先権主張がある場合は優先権日)から最長1年遅らせることのできる制度が導入されました。
但し、①既に審査意見通知若しくは査定を受けた場合、又は②既に分割出願を行った場合は、その制度の適用を受けることができません。
出典: 台湾特許庁
医薬品、農薬品又はその製造方法に係る特許権存続期間延長に関する審査規則が改正され、2018年04月11日公布により2018年04月01日に遡及し同日より有効となった。
【改正点】
①国外臨床試験又は国外圃場試験の期間に基づく延長登録出願には同国外で延長登録を受けた証明書類を提出すべき規定を削除。
②二つ以上の圃場試験があった場合には時間順を問わずその中の最も時間の長い圃場試験をもって延長登録出願すべき規定を削除。
出典: 台湾特許庁
台湾特許庁は、2017年のPPH申請件数に関する統計を発表しました。
台湾-日本PPH:471件(うち日本国籍出願人450件)
台湾-米国PPH:542件(うち米国籍出願人463件)
初回OAまでの平均期間:53.7日
審決までの平均期間:130.2日
出典: 台湾知的財産局
台湾特許庁は、2017年度の知的財産権の出願件数統計を発表いたしました。
それぞれの統計は以下の通りです。
特許:46,122件(前年比5.21%増)
実用新案:19,549件(前年比3.04%減)
意匠:8,120件(前年比3.85%減)
商標:83,802件(前年比5.68%増)
出典: 台湾知的財産局