商標業務内容

  海外出願について

  各国商標制度(アジア)

  各国商標制度(アジア以外)

  出願対応国

■欧州連合商標制度
(The European Union Trade Mark System:EUTM)


◆1996年4月1日より出願受付開始
◆ヨーロッパ28ヶ国が加盟(パリ条約加盟国も出願人になり得る)
◆欧州連合知的財産庁(EUIPO)の所在地はスペインのアリカンテ(Alicante)
 ※EUIPO: European Union Intellectual Property Office
◆文字、図形、記号、立体、音響、色、においが保護対象
 ※音響、色、においについては現物の提出だけではなく、願書にその観念を表現することが必要
◆EUTM出願のメリット・デメリット

メリット  ・一つの出願でEU加盟国全体をカバーする商標権の取得が可能
 ・加盟国のいずれか一ヶ国で商標を使用していれば、不使用に基づく取消しを免れる
 ・更新・譲渡の手続きが一元化でき、商標管理が容易
 ・加盟国4ヶ国以上で出願する場合、その費用は通常の各国出願よりも安くなる
デメリット  ・拒絶の効力はEU加盟国全てに及ぶ
  ※拒絶となった国を部分的に削除することは不可。拒絶が無かった国については
   通常の各国出願に変換できる
 ・取消し、無効についても権利は一体として扱われるので、いずれかの国で取消し、
 無効が確定した場合、他のEU諸国においても権利が消滅する

◆セニョリティ(Seniority)
 EU加盟国において「EUTM出願と同一で、かつ同一(もしくは同等以上)の指定商品・役務について
 登録された商標」を同一の名義人で既に持っている場合、その加盟国におけるセニョリティをその
 出願に対して主張できる。

※効果
既に登録されている内容を、EUTM登録において反映させることが可能。
セニョリティ主張は、EUTM登録後に行うことも可能。

!注意点!
セニョリティを主張してEUTM登録に乗り換えた場合に、何らかの理由で(例えば他国でEUTM登録
商標に類似する先行商標があった等)EUTM登録を取り消された時には、当然セニョリティ主張した
出願も取り消される。

◆クーリングオフ制度(Cooling off period)
 異議申し立てがあった場合、その旨が出願人に通知され、2ヶ月間のクーリングオフ期間が始まる。


 ◆EUTM出願フローチャート